大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で29日午後、空を飛ぶようにうつ伏せの体勢で乗るジェットコースターが緊急停止し、利用客30人余りが最大で30分ほど取り残されました。けが人はいませんでした。
29日午後2時すぎ、大阪・此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」で、異常を知らせるセンサーが反応したため、乗降口の手前数メートルのところで緊急停止しました。
運営会社によりますと、このジェットコースターは恐竜の爪に背中をつかまれて空を飛ぶというコンセプトで、当時は30人ほどの利用客がいました。
利用客は、うつ伏せの体勢で取り残されましたが、係員が安全を確保しながらバーのロックを解除するなどしておよそ30分かけて全員を降ろし、けが人はいなかったということです。
このジェットコースターは、先月20日にも立ち入り禁止エリアに子どもが立ち入り、緊急停止しています。
運営会社は「アトラクションの乗降口の前後のエリアでたびたび起きており、むしろ利用者の安全を守るうえで行っていることとして理解してほしい」としています。
-- NHK NEWS WEB