JR東海が2020年度の導入を目指して開発を進めている新型新幹線「N700S」の先頭車両を公開しました。
1日、愛知県豊川市にある関連会社の工場で、塗装前の先頭車両が報道関係者に公開されました。
新型新幹線は13年ぶりのフルモデルチェンジで、外観はくちばしの様に先がとがった現在のモデルとほとんど変わりませんが、車外の騒音を抑える機能として先端の両側に膨らみを出しています。
また、照明などでLEDのライトが使われているほか、すべての座席にコンセントが備え付けられるということです。
来年3月までに試験走行用の車両が完成する予定で、その後、試験を重ねて、2020年度中の営業運転の開始を目指しています。
JR東海新幹線鉄道事業本部の古屋政嗣担当部長は「最新の技術を導入していて、さらに開発を進め、満足してもらえる機能を盛り込みたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB