6日朝早く、茨城県日立市の県営住宅の1室で火事があり、この部屋に住むと見られる子ども5人と女性1人の合わせて6人が死亡しました。この火事で30代の男が警察に出頭し、「自宅に火をつけた。妻と5人の子どもがいた」と話していて、警察が詳しい状況を調べています。
6日午前5時すぎ、茨城県の日立警察署に男が「自宅に火をつけた」と出頭しました。
警察が確認したところ、茨城県日立市田尻町にある3階建ての県営住宅の1階の1室が焼けていて、焼け跡から親子と見られる子ども5人と女性1人が見つかり、全員の死亡が確認されたということです。
警察に対し、出頭した男は「自宅には妻と5人の子どもの合わせて6人がいた」と説明していて、警察によりますと、この家には3歳から11歳までの子ども5人がいたと見られるということです。
男はこの部屋に住む30代の会社員と見られ、やけどをしているということで、警察が事情を聴くなどして詳しい状況を調べています。
現場は、JR日立駅から3キロほど北の県営住宅20棟余りが建ち並ぶ地域で、NHKのヘリコプターが午前7時半すぎに撮影した映像では、3階建ての建物の1階の1室がシートで覆われ、警察や消防が出はいりし、現場の状況を調べている様子が確認できます。
-- NHK NEWS WEB