サッカーJ1 ヴィッセル神戸の新しい社長に、プロ野球 楽天の球団社長を務める立花陽三氏が就任しました。プロ野球の球団とJリーグのクラブの社長を1人で兼務するのは異例です。
立花氏は東京都出身の46歳。
外資系の証券会社を経て平成24年にプロ野球、楽天の球団社長に就任し、その翌年、チームは初の日本一に輝きました。その後、楽天は球場の改修やファンサービスの強化を積極的に進めて観客動員数を伸ばしていて、立花氏はこうした球団経営でも手腕を発揮してきました。
そして、先月末にヴィッセル神戸を退任した田中健一社長の後任として、立花氏が今月1日付けでヴィッセルの社長に就任しました。Jリーグなどによりますと、プロ野球の球団社長とJリーグのクラブの社長を兼務するケースは異例だということです。
立花氏は「サポーターに信頼されるチーム作りと選手の強化を図り、今後、3年から5年をめどに、アジアナンバー1のクラブにしていきたい」とコメントしています。
ヴィッセルはことし7月に、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ選手を獲得するなどチーム強化を進めています。
-- NHK NEWS WEB