富士山のふもとにある静岡県裾野市のスキー場が屋外のスキー場としては今シーズン、日本でいちばん早くオープンし、集まったおよそ500人がスキーなどを楽しみました。
6日にオープンしたのは、富士山のふもと標高1450メートルにある裾野市のスキー場です。
運営会社によりますと、屋外スキー場としては毎シーズン、19年連続で日本一早く営業を開始しているということで、ことしは去年よりもさらに2週間早いオープンとなりました。
6日は午前10時のカウントダウンに合わせて集まったおよそ500人が次々とゲレンデを滑り降りていきました。中にはアニメ映画のキャラクターや恐竜などさまざまな仮装姿でスキーやスノーボードを楽しむ人の姿も見られました。
スキー場では、気温に関係なく人工雪を作ることができる機械を使っておよそ2週間前から24時間フル稼働で準備を進め、長さおよそ1キロのコースを完成させたということです。
西部劇のガンマンの仮装をした神奈川県の72歳の男性は「雪の感触もいいです。毎年、オープンの日は年齢に応じた仮装をして楽しんでいます」と話していました。
スキー場の中村州宏支配人は「温暖化で各地のスキー場が苦労する中、盛り上げたいという思いで毎年スキー場をオープンしています。けがなく楽しんでほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB