衆議院選挙の公示まであと3日。週末の7日、各党は街頭で政策を訴えるなど、事実上の選挙戦が本格化しています。
安倍総理大臣は千葉県柏市で街頭演説し、当時の民主党から政権を奪還したあと、GDP=国内総生産は過去最高を記録し、税収や雇用も好転したなどと実績を強調したうえで、増加した税収で、子育て世代への投資や介護サービスの充実に取り組む考えを示し、支持を訴えました。
この中で、安倍総理大臣は「『三本の矢』の経済政策で国民を豊かにすると約束して政策を前に進めた結果、GDPは政権奪還前の493兆円から543兆円に増え、過去最高を記録した。税収は22兆円上がった。雇用は185万人増え、株価が上がり、運用している年金資産は46兆円も増えた」と述べ、これまでの実績を強調しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「これで得た財源を使い、目標を大きく上回る59万人分の保育の受け皿を、前政権の2倍半以上のスピードで整備し、50万人分の介護の受け皿の整備も加速して進めている。子どもへの投資、子育て家庭への投資、家族の介護に頑張る人たちへの投資を、しっかりと思い切って進めていく」と述べ、支持を訴えました。
-- NHK NEWS WEB