12日の東京株式市場で日経平均株価は、取り引き時間中に2万900円台後半まで上昇し、平成8年12月以来、20年10か月ぶりの高値水準をつけました。
12日の東京株式市場は11日のニューヨーク市場でダウ平均株価が最高値を更新したことなどから、取り引き開始直後から多くの銘柄で買い注文が出ています。
このため、日経平均株価は2万900円台後半まで上昇し、取り引き時間中として平成8年12月以来、20年10か月ぶりの高値水準をつけました。
市場関係者は「日経平均株価は、きのう、終値で20年10か月ぶりの高値水準となったが、きょうも企業の好調な業績を背景に11日のニューヨーク市場でダウ平均株価が最高値を更新したほか、このところの円安ドル高で輸出関連の銘柄を中心に買い注文が出ていて、引き続き、値上がりしている。ただ、先行き不透明な北朝鮮情勢や衆議院選挙の結果しだいでは株価が下落する可能性もある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB