全日空と日本航空は、原油価格の上昇で航空機の燃料も値上がりしているとして、国際線の運賃に上乗せする特別運賃「燃油サーチャージ」を、ことし12月と来年1月に発券する分から引き上げると発表しました。
燃油サーチャージは、航空機の燃料価格に応じて航空会社が国際線の運賃に上乗せする特別運賃で、2か月ごとに見直されます。
これについて全日空と日本航空は、原油価格の上昇で航空機の燃料も値上がりしているとして、ことし12月と来年1月に発券する分から引き上げることを発表しました。
具体的には、いずれも片道分の燃油サーチャージで、北米やヨーロッパなどとの路線は現在より3500円高い7000円、ハワイやインドネシアなどとの路線は2000円高い4000円、タイやシンガポールなどとの路線は1500円高い3000円、グアムやフィリピンとの路線は1000円高い2000円、中国や台湾、香港との路線は1000円高い1500円などとなっています。
両社は、来年2月以降に発券する分の燃油サーチャージは、ことし12月に発表することにしています。
-- NHK NEWS WEB