神戸製鋼所が検査データを改ざんしていた問題で、自動車メーカーのホンダとマツダは、問題のアルミ製品を使っていた一部の車種を検証し、安全性に問題がないことを確認したと発表しました。また、トヨタ自動車もアルミ製品の安全性には問題がなかったとしています。
神戸製鋼がデータを改ざんしていたアルミ製品は、国内の自動車メーカー各社が購入し、一部の車種のボンネットやドアなどに使用されています。
これについて自動車メーカーのホンダとマツダは、19日までに問題のアルミ製品を使っていた一部の車種を検証し、安全性に問題がないことを確認したと発表しました。
一方で、取引先の部品メーカーから購入している部品については、検査データが改ざんされた製品が使われているかを含めて、安全性などの確認作業を引き続き進めるとしています。
このほか、トヨタ自動車も19日、問題の製品を使っていた一部の車両を検証し、アルミ製品については安全性に問題はないことを確認したと発表しています。
-- NHK NEWS WEB