宮城県大崎市で、乗用車を運転していた46歳の男が別の車の前に割り込んで停止させたあと、運転していた男性の腕をのみで刺して大けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。男は事件の直前に車のうしろに接近してあおり運転などをしていたということで、警察が詳しい状況を調べています。
逮捕されたのは宮城県登米市の農業、千葉輝彦容疑者(46)です。
警察によりますと、千葉容疑者は、去年9月、大崎市田尻沼部の市道で、乗用車を運転中、別の車の前に割り込んで停止させたあと、運転していた会社員の男性の右腕をのみで刺し全治1か月の大けがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。
事件の直前には、会社員の車の前で急停止して進路を塞いだり、追い抜かれたあとは車のうしろに接近してあおったりしていたということで、調べに対し、容疑を認めたことなどから、18日、逮捕されました。
容疑者は、ことし6月にもあおり運転でトラブルになったあと、登米市の路上で34歳の男性を殴ったとして先月、逮捕されています。
登米市ではこのほかにも、あおり運転などの似たような交通トラブルが相次いでいて、警察が詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB