マーボー豆腐などの辛い料理や最新の映画など中国の文化を紹介する「チャイナフェスティバル」が東京の代々木公園で開かれています。
これは日本と中国が国交を正常化してことしで45年となったのを記念して、東京の中国大使館などが21日から2日間の日程で開くものです。
会場には中国の企業や地方政府などが100余りのブースを設けました。
このうち飲食店のコーナーでは、東京にある四川料理や湖南料理の7つの店が売り上げを競うイベントが行われ、マーボー豆腐や豚足のとうがらし煮込みなどが人気を集めていました。
また、中国の最新の映画を紹介するブースや、「三国志」をテーマにした日本のテレビゲームを体験できるブースもあり、雨にもかかわらず大勢の人が順番待ちの列を作る大盛況となり、自分の番が回ってくるとゲームを楽しんでいました。
最近は、テレビゲームや漫画を通じて中国の歴史や文化に興味を持ち、現地を訪れる日本の若者も少なくありません。
友人と訪れた女性は「中国は食べ物がおいしいイメージが強いですが、ゲームをやっておもしろかったので、いろいろ本なども読んでみたいなと思いました」と話していました。
イベントを主催した中国大使館は、日本の人たちに中国の文化をより身近に感じてもらい、国民どうしの信頼関係をさらに深めたいとしています。
このイベントは22日も開かれますが、台風21号が接近することから、主催者は「あすの開催については公式ホームページを確認してほしい」と話しています。
http://www.chinafes.net/
-- NHK NEWS WEB