週明けの23日の東京株式市場は、衆議院選挙で与党が勝利し、今の経済政策や日銀の金融緩和が続くという受け止めが広がって幅広い銘柄に買い注文が出て、日経平均株価は200円以上値上がりし、初めて15営業日連続で上昇しました。
23日の東京株式市場は、選挙で与党が勝利しデフレ脱却を目指す政府の経済政策や日銀による大規模な金融緩和が続くという見方が広がり、幅広い銘柄に買い注文が出て株価は大きく値上がりしました。
その結果、日経平均株価の23日の終値は、先週末より239円1銭高い、2万1696円65銭となり、ことしの最高値を更新しました。これで日経平均株価は、初めて15営業日連続の値上がりとなりました。
値上がりの連続日数はこれまで、昭和35年12月から36年の1月にかけての14営業日が最長でしたが、先週末の20日の取り引きで並び、23日、これを上回りました。
また、東証株価指数=トピックスは、先週末より14.61高い1745.25でした。1日の出来高は15億8207万株でした。
市場関係者は「選挙の結果に加え、今週から本格化する日本企業の中間決算で好調な業績が発表されるのではないかという期待感から積極的な取り引きが続いた。市場では、このあと企業業績やアメリカ経済、それにトランプ政権が目指す税制改革の行方などを見ながら取り引きが進むだろう」と話しています。
-- NHK NEWS WEB