東京都の小池知事はパリのイダルゴ市長と会談し、パリが東京オリンピック・パラリンピックの4年後の2024年大会の開催都市に決まったことから、大会の成功に向け緊密に連携していくことを確認しました。
小池知事は日本時間の23日夜訪問先のパリでイダルゴ市長と会談しました。
この中で小池知事とイダルゴ市長は先月、パリが東京大会の4年後の2024年大会の開催都市に決まったことを受けて大会の成功に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
そしてイダルゴ市長は東京大会のメダルを使われなくなった電子機器に含まれる金属から作るプロジェクトに協力するため古い携帯電話を手渡しました。
このほか両者はオリンピック・パラリンピックに加え環境対策や文化、それに観光の分野で協力していくことを確認した共同声明に署名しました。
これに続いて小池知事はロンドンのカーン市長とも会談し、ロンドン大会で実現したテレワークを東京でも進めていることなどを説明しました。
このあと小池知事はフランス外務省で企業経営者らを前に講演し、「海外からより多くの企業に進出してもらうために新しい取り組みを始めている」と述べ、金融関連企業が東京に進出する際の手続きなどを一元的に行うワンストップセンターや、特区を活用した外国人医師による診療の充実を進めていることなどを説明し東京への積極的な投資を呼びかけました。
-- NHK NEWS WEB