26日に開かれるプロ野球のドラフト会議を前に、阪神はスカウト会議を開き、高校通算最多とされる111本のホームランを打った早稲田実業の清宮幸太郎選手を1位で指名することを確認しました。
阪神は、ドラフト会議前日の25日、東京都内のホテルで金本知憲監督も加わってスカウト会議を開きました。
阪神は先月、清宮選手がプロ志望を表明した当日に清宮選手の1位指名を公表していますが、25日の会議では1位指名することを改めて確認しました。
会議のあと取材に応じた金本監督は「ホームランを百何本打っていて、体も強そうだし、柔らかさもある。飛ばす技術も捉える技術もある」と清宮選手を評価したうえで、「6~7球団くらい競合すると予想しているが、会社を挙げてぜひ獲得したいということです」と話しました。
競合した場合は金本監督自身がくじを引くということです。また、抽選に外れた場合については、「今、足らないのは、チーム事情を見てもピッチャーでしょう」と話し、即戦力投手の指名を示唆しました。
-- NHK NEWS WEB