26日午前、広島県福山市にある建設会社の砕石場で、男性作業員2人が崩れた土砂に埋まり、このうち61歳の男性が死亡しました。
26日午前9時半すぎ、広島県福山市大門町にある建設会社の砕石場で、崩れた土砂に男性作業員2人が巻き込まれました。
警察によりますとこの事故で岡山県井原市に住む下請け会社の作業員、岡田一郎さんが(61)事故から4時間余り後に土砂の中から見つかりましたが、その後、死亡が確認されました。
また、事故のおよそ30分後に救助された49歳の男性は胸などを打って病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
警察や建設会社によりますと現場では土砂をためるため、およそ10メートルの高さまで積み上げられていたコンクリートブロックの一部が崩れ、重機などを使って土砂をならす作業をしていた岡田さんら2人が土砂に巻き込まれたということです。
当時、現場では廃棄物の仮置き場を設ける工事を行っていたということで、警察がブロックが崩れた原因などを詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB