27日のニューヨーク株式市場は、大手IT企業が発表した決算の内容がよかったことから買い注文が広がり、アマゾン・ドット・コムとマイクロソフト、それにグーグルの持ち株会社の株価がそろって最高値を更新しました。
27日のニューヨーク株式市場は、大手IT企業のことし9月までの3か月間の決算の内容が軒並み市場の予想を上回ったため、取り引き開始直後から買い注文が集まりました。
その結果、アマゾン・ドット・コムは前の日に比べて13%、マイクロソフトが6%、グーグルの持ち株会社のアルファベットが4%株価が値上がりし、そろって最高値を更新しました。
株価指数では、IT関連の銘柄が多いナスダック市場で、ことし最大の上げ幅となる144.49ポイント高い6701.26ポイントで取り引きを終え最高値を更新しました。
またダウ平均株価の終値は前日より33ドル33セント高い2万3434ドル19セントで、24日につけた最高値に迫りました。
市場関係者は「大手IT企業が決算で次々と過去最高益を更新するなど好調ぶりが目立っている。この日発表されたアメリカのGDP=国内総生産もハリケーンの被害を受けてもなお3%以上成長しており、投資家は先行きに楽観的になっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB