28日、富士五湖のひとつ山梨県の本栖湖近くで開かれた起伏のあるコースを走る「トレイルランニング」のイベントで参加していた男女2人の行方が分からなくなり、警察はコースの途中で道に迷った可能性があると見て、29日午前7時から捜索を行うことにしています。
行方不明になっているのは、愛知県内の20代の男性と、大阪府内の30代の女性の2人です。
警察によりますと、2人は山梨県富士河口湖町の本栖湖の湖畔を出発し隣の身延町の登山道などおよそ10キロのコースを走る「トレイルランニング」のイベントに参加していました。
主催した東京のイベント運営会社によりますと、このイベントには17人が参加して28日午後1時にスタートし、最後尾には参加者の安全を確認するため監視員を走らせていましたが、監視員が午後2時半ごろゴール地点に着いた際、2人の姿が確認出来ず、連絡もとれないため警察に通報したということです。
甲府地方気象台によりますと、当時、本栖湖周辺では断続的に雨が降り、雨がやんだあとには霧が出ていた可能性もあるということです。
警察は、2人がコースの途中で道に迷った可能性があると見て、29日午前7時から警察官6人を現場付近に向かわせ捜索を行うことにしています。
-- NHK NEWS WEB