アメリカのトランプ大統領の来日を1週間後に控え、警視庁の警察官らが、東京・大田区の駅や商店街で、警戒が強化されることへの協力を呼びかけました。
アメリカのトランプ大統領は、1週間後の来月5日から7日まで3日間の日程で来日する予定で、警視庁は、アメリカ大統領の来日時としては過去最大規模となる1万人以上の警察官を動員し、警戒にあたることにしています。
29日は、東京・大田区にある池上駅や駅前の商店街で、警察官のほか、地元の商店街の人たちなどおよそ20人が、警戒が強化されることへの協力を呼びかけました。参加した人たちは、駅の利用者や商店主らに、不審者を見かけたら110番するよう呼びかけたり、「アメリカ大統領来日に伴う、警戒・警備にご協力をお願いします」などと書かれたチラシ1000枚を配ったりして理解を求めていました。
池上警察署の舘川紀之署長は、「交通規制など、住民の生活に影響を与える警備もある。テロや不法事案を発生させないため、住民や企業の協力を得ながら、隙の無い警備をしていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB