車のナンバープレートを見えにくくする特殊なカバーを販売して違法な走行を手助けしたとして、京都府舞鶴市の会社員が道路運送車両法違反のほう助の疑いで逮捕されました。ナンバーを見えにくくする行為は去年4月から法律で禁止されていますが、警察によりますと、ほう助の疑いでの逮捕は全国で初めてだということです。
車のナンバーを見えにくくする行為は、犯罪を助長するおそれがあるとして法律が改正され、去年4月から禁止されています。
警察によりますと、逮捕された京都府舞鶴市の会社員、大機慎也容疑者(37)は、去年5月からことし7月にかけて、ナンバーを見えにくくする特殊なカバー5枚をインターネットのオークションサイトで京都市の大学生など3人に販売して違法な走行を手助けしたとして、道路運送車両法違反のほう助の疑いが持たれています。
調べによりますと、カバー1枚当たりおよそ1万円で販売し、ほかにも200枚近くを販売していた疑いがあるということです。
警察は流通の実態を調べることにしています。
警察によりますと、法律の改正以降、ほう助の疑いで逮捕されるのは全国初だということです。
-- NHK NEWS WEB