大手電力会社10社はことし12月の電気料金について、火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスなどの輸入価格が下がったため、いずれも値下げすると発表しました。
発表によりますと値下げは火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスや石炭、原油の価格が下がったためで、10社がそろって料金を値下げするのは2か月連続です。
電気の使用量が平均的な家庭で見ますと、東京電力が前の月より19円、中部電力が18円、東北電力が16円、中国電力が13円、関西電力と四国電力が11円の値下げとなります。
また、九州電力が10円、北海道電力が9円、沖縄電力が8円、北陸電力が3円の値下げです。
一方、大手都市ガス会社4社もLNG価格の下落を受けて、12月のガス料金を値下げします。平均的な家庭での値下げ幅は、大阪ガスが11円、東京ガスと東邦ガスが8円、西部ガスが5円となっています。
-- NHK NEWS WEB