東京・上野公園で毎年恒例のライトアップが始まり、上野動物園の赤ちゃんパンダの誕生を祝して、かわいらしいパンダの姿も光で映し出されました。
この催しは、東日本大震災をきっかけに環境省などが毎年開いているもので、上野公園は午後5時半すぎ一斉に色とりどりの光に包まれました。
公園内にある東京国立博物館では壁に鎌倉時代を代表する仏師、運慶の作品が浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
会場の一角では、上野動物園で5年ぶりの赤ちゃんパンダとなる「シャンシャン」の誕生を祝い、レーザー光線を使ってパンダの姿が映し出され、子どもたちのゲームの相手になって楽しませていました。
会場には企業や官公庁の展示ブースが設けられ、電気がつくられる仕組みや太陽光や風力などの再生可能エネルギーの技術を知ることができます。
子どもを連れて訪れた東京・台東区の40代の女性は「ふだん電気をつけっぱなしにしてしまうことが多いので、こまめに消すなど節電を意識したいと思います」と話していました。
この催しは今月5日まで行われます。
-- NHK NEWS WEB