ことし9月、岐阜県御嵩町の国道で車の運転のトラブルで口論になった男性に暴行を加え足の骨を折るなどの大けがを負わせたとして、20歳の男が傷害の疑いで逮捕されました。男は容疑を一部、否認しています。
警察によりますと、ことし9月、岐阜県御嵩町の国道で26歳の会社員の男性が車を運転していたところ、軽乗用車に1キロほど追いかけられて停車させられました。男性は軽乗用車から降りてきた男と口論になり、頭突きなどの暴行を加えられたうえ、車の前に立ちはだかったところをはねられて右足の骨を折るなど全治6週間の大けがをしました。
警察は逃げた軽乗用車の行方を捜査していましたが、付近の防犯カメラの映像などから岐阜県瑞浪市の左官工、堀籠直樹容疑者(20)の犯行の疑いが強まったとして4日夜、傷害の疑いで逮捕しました。
警察によりますと被害者の男性の車が対向車線に出ようと堀籠容疑者の車の前を横切ったことをきっかけにトラブルになったと見られています。
調べに対し堀籠容疑者は「頭突きをしたり殴ったりはしたが、車ではねた覚えはない」と容疑を一部否認しているということです。
警察は犯行の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB