4日、岐阜県大垣市で開かれていたイベントでドローンが落下し、子どもを含む6人が軽いけがをした事故で、操縦していた男性がNHKの取材に対し、「機体が思わぬ動きをしてコントロールがきかなかった」と話しました。警察は男性から事情を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
4日午後、岐阜県大垣市の公園で開かれていたイベントの会場で、空中から菓子をまいていたドローンが、集まっていた人の中に落下し、子ども4人を含む6人が顔や背中に軽いけがをしました。
警察や大垣市によりますと、落下したドローンは直径85センチ、高さ55センチで重さは4キロあり、地元の観光協会から委託を受けた岐阜県各務原市の会社の代表者の男性が操縦していました。
男性は4日夜、NHKの取材に対し、「ドローンは10メートルぐらいの高さで飛んでいた。当時、強い風は吹いていなかったが、機体が思わぬ動きをしたため戻そうとしたところ、コントロールがきかず、そのまま落下した」と説明しました。そして、「楽しみにしていた人やけがをした人には本当に申し訳ない」と謝罪しました。
男性は国土交通省大阪航空局から飛行の許可を得ていたということで、警察は業務上過失傷害の疑いもあると見て、男性から事情を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB