7日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、400円以上値上がりして2万2900円台まで上昇し、終値として平成4年1月以来、25年10か月ぶりの水準となりました。
7日の東京株式市場は、6日のニューヨーク市場でダウ平均株価が最高値を更新した流れを引き継ぐ形で買い注文が広がり、日経平均株価は一時、400円以上値上がりしました。
日経平均株価の終値は、6日より389円25銭高い、2万2937円60銭で、終値として平成4年1月以来、25年10か月ぶりの水準となりました。
日経平均株価は、バブル期の平成元年12月29日に3万8915円87銭の過去最高値をつけましたが、その後バブル崩壊とともに急落し、平成4年当時は株価が下落する過程にありました。
東証株価指数=トピックスは、20.63上がって1813.29。
また、1日の出来高は18億9665万株でした。
市場関係者は「発表が相次ぐ中間決算の結果などを受けて、日本企業の業績が今後も堅調に推移するという見方から海外の投資家を中心に買い注文が広がった。当面の利益を確保しようとこのところ値上がりした銘柄を売る動きが出ても、すぐに買い手が現れる展開となって株価が大幅に上昇した」と話しています。
-- NHK NEWS WEB