地元ゆかりの人気漫画や人気映画を生かしたまちづくりが続く、東京・葛飾区は国内外で人気が高いぬいぐるみ、「モンチッチ」の誕生の地を新たな観光地として整備していくことになりました。
モンチッチは40年以上前に葛飾区新小岩にある玩具メーカーが発売したぬいぐるみで、その愛くるしい表情などで長年、国内外で高い人気となっています。
葛飾区では、映画「男はつらいよ」の柴又や、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の亀有など、人気作品を生かしたまちづくりが続いていて、区は、このほど、モンチッチ誕生の地を新たな観光地として整備していくことになりました。
区ではメーカー本社の隣接地にキャラクターをあしらった公園を、ことし4月にオープンさせていて、来年2月からはJR新小岩駅と公園を結ぶ路線バスに専用のラッピングを施したバスを走らせるということです。また、駅周辺にあるマンホールのふたのデザインも変えるということです。
モンチッチを発売している「セキグチ」の新井恵理さんは「モンチッチが地域のイベントに参加することなどで葛飾区を盛り上げていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB