8日朝、北九州市のマンションで、住民の60代の男が猟銃のようなものを発砲し、自分の部屋に立てこもりました。一緒に暮らしている妻は外に逃げ出して、人質はいないということで、警察が現場の詳しい状況を調べるとともに、周辺の住民を避難させています。
8日午前6時すぎ、北九州市八幡西区穴生4丁目のマンションで、住民の男が猟銃のようなものを発砲し、7階の自分の部屋に立てこもりました。
警察によりますと、男は60代で妻と2人で暮らしていて、8日朝、マンションの部屋で飼っている犬を猟銃のようなもので撃ち、部屋の外に逃げた妻が別の部屋の人を通じて警察に通報したということです。人質はいないということです。
男は猟銃の所持の許可を受けていて、警察によりますと、妻は「夫は元自衛官で、今は会社員をしている。仕事のことで悩んでいた。犬に向けて猟銃の弾2発を発射した」と話しているということです。
警察は、現場の詳しい状況を調べるとともに、マンションの周辺およそ300メートルの範囲の住民を避難させています。
-- NHK NEWS WEB