１１月１１日は中国では「独身の日」と呼ばれ、ネット通販各社が大規模なセールを行う国民的なイベントの日です。これにあやかって、日本でも消費を盛り上げようと、流通大手の「イオン」が本場よりも一足早く１０日からネットで大規模な割引セールを始めました。
中国では１１月１１日は１人を示す１が並ぶことから、「独身の日」と呼ばれ、ネット通販各社が割引きセールを行い、大手ではこの日だけで２兆円に迫る売り上げを記録する国民的なイベントになっています。
これにあやかって日本でも消費を盛り上げようと、「イオン」が１０日からネット上で衣料品や家電、それに化粧品などの割引きセールを始めました。中には１万１１１１円の男性用スーツとネクタイなどのセットや、１１万１１１１円の会話の楽しめる小型ロボットなど、１が並ぶ価格の商品も用意されています。
これまで国内では１１月に大きなイベントが少なく消費が伸びない時期だということで、関連のセールで今月のネット通販の売り上げを去年の２倍に増やしたいとしています。
イオンリテールの森清智之デジタル推進部長は「根強い節約志向の中でもイベントのときには買い物を楽しむ傾向があり、セールで消費を盛り上げたい」と話しています。
このほかＩＴ大手の「ヤフー」も、ネット通販で関連のセールを１１日まで行っていて、独身の日にあやかろうという動きが広がっています。
-- NHK NEWS WEB
