茨城県桜川市のゴルフ場のクラブハウスで、水漏れの点検作業をしていた作業員2人が地下の通路で倒れているのが見つかり、その後死亡しました。警察は事故の詳しい状況を調べています。
15日午前10時半すぎ、茨城県桜川市高幡のゴルフ場「JGM笠間ゴルフクラブ」で、水漏れの点検作業をしていた作業員2人のうち1人が倒れていると、消防に通報がありました。
消防などが救助に当たった結果、もう1人の作業員も倒れているのが見つかり、2人は病院に搬送されましたが、いずれも死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは栃木県上三川町の水道設備会社の社長、上野廣中さん(67)と宇都宮市の会社員、鹿又二治さん(70)で、15日朝からクラブハウスの浴槽の水漏れを点検する作業をしていたということです。
2人が見つかった場所は、高さ70センチほどの通路に水道管やボイラーの配管などが通っているスペースで、有毒ガスなどは検出されませんでしたが、警察が駆けつけた時、温度が40度近くあったということです。
警察は2人が死亡した原因や事故の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB