患者が薬を飲んだかどうかを自動的に教えてくれるデジタル技術を使った薬が開発されました。秘密は、薬に埋め込まれた小さなセンサー。害はないの?トイレで回収するの?そもそも何のため?薬とIT技術の融合が目指す先を取材しました。(ネットワーク報道部記者 飯田耕太・戸田有紀・野町かずみ)
この薬は、日本の大手製薬会社、大塚製薬とアメリカの医療機器メーカープロテウス・デジタル・ヘルスが共同開発し、アメリカのFDA=食品医薬品局に承認されました。
秘密は患者が薬と一緒に飲み込む直径0.5ミリの金属製のチップ。
本来は、薬の中に埋め込まれていますが比較しやすいように錠剤の上にチップを置いた写真を見るとその小ささがわかります。
-- NHK NEWS WEB