21日朝早く、東京 港区の首都高速道路で、ダンプカーが側壁に衝突して横転し、運転していた58歳の男性が死亡しました。ダンプカーに積んでいた土砂が高速道路上や高架下の道路に散乱し、現場周辺はおよそ8時間にわたって通行止めになりました。
21日午前4時ごろ、港区六本木の首都高速道路 都心環状線内回りの谷町ジャンクション付近で、ダンプカーが道路の側壁に衝突して横転しました。この事故で、側壁は大きく壊れ、ダンプカーは高架になっている部分から荷台が外側にはみ出した状態で止まりました。
警視庁によりますと、運転していた韓国籍で、東京 荒川区の会社員、権赫秀さん(58)が病院に運ばれましたが、まもなく死亡したということです。ダンプカーの荷台には土砂が積まれていて、高速道路上や高架下の道路に落下しましたが、ほかにけが人はいないということです。警視庁は事故の詳しい状況を調べています。
この事故の影響で、現場付近はおよそ8時間にわたって通行止めになりました。
-- NHK NEWS WEB