年末商戦が本格化するのに合わせて、大手スーパーが消費を掘り起こそうと、地域の特徴や主な客層に応じて売り場作りに工夫を凝らした新たな店舗を相次いでオープンさせました。
流通大手のイオンが23日、千葉市美浜区に新たに開店させたスーパーは、周辺の団地などに多い60代以上のシニア層に絞って商品やサービスを取りそろえているのが特徴です。
食品売り場では陳列棚の高さを通常より10センチから20センチほど低くして商品を手に取りやすくしたほか、ウォーキング用の靴や外出するときのステッキなどシニア向けの品ぞろえを充実させたということです。
また、利用客の家での電球の交換など、店で要望を聞き取ったうえでスタッフが訪問して対応する、いわゆる「御用聞き」のサービスも導入しました。
-- NHK NEWS WEB