関西電力は、名古屋市と広島市、それに岡山市に営業拠点を拡大し、自治体や企業向けに電力販売の営業を始めました。家庭向けの電力販売が自由化されて以降販売電力量が減少する中で、関西以外の地域への営業エリア拡大に力を入れています。
関西電力はこのほど、名古屋市と広島市、それに岡山市の３か所に、営業拠点を新たに設置しました。
関西電力によりますと、新たな営業拠点では自治体や企業向けに電力販売の営業をすでに始めているということで、今後、家庭向けの電力販売への参入も検討することにしています。
去年４月に家庭向けの電力販売が自由化されて以降、関西電力は販売電力量の減少が続いていて、１０月には金融サービスの大手「オリックス」の子会社で首都圏を中心にマンション向けの電力販売を行う「オリックス電力」を買収するなど、関西以外の地域への営業エリア拡大に力を入れています。
-- NHK NEWS WEB
