大手食品メーカーの「ハウス食品」は、全国で販売している3種類のレトルトカレーに、ポリエチレンの破片が混入しているおそれがあるとして、合わせて15万個余りを回収すると発表しました。
回収の対象となるのは、「3歳からの野菜カレー」のうち、賞味期限が再来年2月から5月までの商品、「カリー厨房 粗挽きスパイスのビーフカレー 辛口」は、賞味期限が再来年8月17日と25日の商品、「シェフラベル ビーフカレー 中辛(4個パック)」は、賞味期限が再来年2月25日の商品です。
これらの商品は全国で販売され、合わせて15万1780個に上るということですが、今のところ、健康被害の情報はないということです。
会社によりますと、22日、子会社で製造元の「サンハウス食品」の従業員が、タマネギの量を計っていたところ、白いポリエチレンの破片が混入しているのを見つけたため、同じタマネギを使っている3種類の商品の回収を決めたということです。混入したポリエチレンは、タマネギの加工工場の設備の一部と見られるということです。
商品を購入した人は、愛知県江南市にある製造元の「サンハウス食品」に送れば、代金を返却するということです。問い合わせの電話番号は、ハウス食品のお客様相談センター、0120−50−2461です。
-- NHK NEWS WEB