ふるさと納税の返礼品をインターネットで紹介するサイトの閲覧数を増やすため、鹿児島県志布志市が職員にサイトへのアクセスを呼びかけていたことを受け、サイトの運営会社は「情報の信頼性を傷つける行為だ」として、アクセス数が特に多かったことから与えられていた「殿堂入り」の称号を外しました。
志布志市は、全国のふるさと納税の返礼品を紹介するインターネットのポータルサイト「ふるさとチョイス」で、市の返礼品の閲覧数を増やすために、サイトにアクセスするよう呼びかけていたことが今月、明らかになりました。
このサイトは、自治体ごとの閲覧数や返礼品のランキングが表示され、志布志市は月間の閲覧数が去年5月から3か月連続で全国1位になったほか、3回1位になると選ばれる「殿堂入り」を果たしていました。
これについてサイトの運営会社では23日、「寄付者に有益な情報を提供するうえで信頼性を傷つける行為があった」として、志布志市の「殿堂入り」の称号を外す措置を取りました。
-- NHK NEWS WEB