群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」の知名度は、関東地方以外ではおよそ30%にとどまっていることが民間の調査でわかり、県は、ぐんまちゃんを各地に出張させて知名度アップを図ることにしています。
民間の調査会社、「日本リサーチセンター」は、いわゆるご当地キャラクターの知名度を調べるため、先月、全国の10代から70代の男女1200人を対象に聞き取り調査を行いました。
その結果、1位の「くまモン」の認知率は91%、2位の「ふなっしー」は89%で10人のうち9人前後が「知っている」と回答しました。
一方、3年前のゆるキャラグランプリで優勝した群馬県のキャラクター「ぐんまちゃん」は認知率が38%で、このうち関東地方では半数以上の人が「知っている」と答えたものの、それ以外の地域ではおよそ30%にとどまっています。
「ぐんまちゃん」は今年度、秋田県などに出向いて群馬の温泉のPR活動を行っていますが、県は今後、ぐんまちゃんを各地に積極的に出張させて知名度アップを図り、群馬の観光や物産のPRにつなげたいとしています。
-- NHK NEWS WEB