ことし生まれた子どもの名前で最も多かったのは、男の子が、太陽の「陽」に飛翔の「翔」という字を合わせて「はると」と読む名前などで、女の子は、「咲く」に「良い」と書いて「さくら」と読む名前などになっているという調査がまとまりました。
この調査は、生命保険大手の「明治安田生命」が契約者を対象に毎年、行っていて、今回は、ことし生まれた1万6300人余りの子どもの名前を調べました。
このうち、男の子で最も多かった名前は同じ数で3つが並び、太陽の「陽」に飛翔の「翔」を合わせて「はると」や「ひなと」などと読む名前のほか、悠々の「悠」に真実の「真」を合わせて「ゆうま」や「はるま」などと読む名前。
それに、悠々の「悠」と「人」を合わせて「ゆうと」や「はると」などと読む名前でした。
一方、女の子で最も多かった名前も2つが同じ数で並び、「咲く」に「良い」と書いて「さくら」や「さら」と読む名前と、「結ぶ」に菜の花の「菜」を合わせて「ゆいな」や「ゆな」などと読む名前でした。
また、名前の読み方では、男の子が9年連続で「はると」が最も多く、2番目が「そうた」と「ゆうと」でした。
女の子は、「さくら」が初めてトップになり、2番目が「ゆい」、3番目が「あかり」でした。
調査した生命保険会社は、「景気に明るい兆しも見える中、着実に力強くおおらかに育ってほしいという親の願いに加えて、2020年の東京オリンピックに向けて、日本を代表する花の1つである『桜』が意識されているのではないか」と話しています。
-- NHK NEWS WEB