有料放送事業を手がけるスカパーJSATは、10年間にわたって続けてきたJリーグ=日本プロサッカーリーグの試合の放送と配信を、来年1月末で終了すると発表しました。
Jリーグの放映権をめぐっては、イギリスの動画配信大手、「パフォームグループ」が、ことし7月、Jリーグの創設以来最大規模となる総額およそ2100億円で来シーズンから10年間の契約を結びました。
このため、今シーズンまで10年間にわたってJリーグの放送を続けてきたスカパーJSATは、パフォームグループから放映権の2次使用権を得ることを目指し交渉を続けてきましたが、金額面で折り合わなかったということです。
スカパーJSATは、Jリーグの放送と配信を来年1月末で終了するとホームページで発表し、「放送を楽しみにしていた皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。今後も、リーグ戦以外の天皇杯や海外のサッカーリーグの放送や配信は続けるとしています。
-- NHK NEWS WEB