ダイエットや美容に効果があるとしてサプリメントを販売している東京 港区の会社と代表が、1億7000万円余りの所得を隠したとして法人税法違反などの罪で在宅起訴されました。
在宅起訴されたのは、東京 港区の健康食品販売会社「ベアハグビューティ&ヘルスケア」と代表の稲川貴久被告(51)です。
東京地検特捜部によりますと、会社と代表は去年3月期に、架空の支払手数料を計上する手口でおよそ1億7800万円を隠し、およそ4300万円を脱税したとして法人税法違反などの罪に問われています。
この会社は、ダイエットや美容に効果があるとしてサプリメントなどを販売していますが、東京国税局によりますと、この年は太陽光関連の事業への投資で多額の利益が出ていたということです。
稲川代表は、不正に得た資金を自宅の購入資金や海外のカジノでの遊興費などに充てていたということです。
特捜部は稲川代表の認否を明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB