この1年話題になり、世相を反映した「食」を選ぶ「今年の一皿」が発表され、低脂肪・高タンパクで人気となった鶏むね肉料理が選ばれました。
「今年の一皿」は、飲食店情報の調査会社 ぐるなび総研がインターネット上の検索数やアンケートなどから、世相を反映した、その1年を象徴する食べ物や飲み物を選ぶもので、ことしで4回目となります。
今回は、6つの「食」がノミネートされ、選考の結果、鶏むね肉料理が選ばれました。
調査会社は選考の理由として、健康志向の高まりで低糖質ブームが続き、東京オリンピックまで3年とスポーツへの関心も高まる中で、糖質や脂質が少なく、たんぱく質を多く含む食材として注目されたとしています。
加熱すると固くなりパサつくとされてきたものの、さまざまな調理法により柔らかくしっとりと食べられるようになり、野菜や果物と一緒に主食として食べる新しいスタイルも登場したとしています。
また、準大賞には、通常の炭酸飲料よりも炭酸ガスを多く含み、刺激が強いとされる強炭酸ドリンクが選ばれたほか、特に検索数が伸びた急上昇ワード賞には、炒めた鶏肉や野菜などをチーズに絡めて食べる、韓国発祥のチーズタッカルビが選ばれました。
-- NHK NEWS WEB