ことし3月、兵庫県篠山市で走行中のトレーラーから落下した建設用のおもりが前から来た乗用車を直撃して2人が死傷した事故で、積み荷の合計が積載量の上限を6トン以上も超過していたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は近くトレーラーの運転手と大阪の運送会社を道路交通法違反の過積載などの疑いで書類送検する方針です。
ことし3月、兵庫県篠山市の県道で、走行中のトレーラーの荷台から重さ10トン近くある建設用のおもりが2つ落下し、このうちの1つが対向車線を走ってきた乗用車を直撃して、運転していた会社員の女性が死亡し、同僚の女性が大けがをしました。
警察のその後の調べで、積み荷の合計は34トン余りに達し、積載量の上限を6トン以上も超過していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
事故の際、積み荷を固定していたワイヤーが切れていたということで、警察は近くトレーラーの運転手を過失運転致死傷と道路交通法違反の過積載などの疑いで書類送検するとともに、勤務先の大阪 住之江区の運送会社についても過積載などの疑いで書類送検する方針です。
-- NHK NEWS WEB