プロ野球・日本ハムから大リーグへの移籍を目指して各球団との交渉を始めた大谷翔平選手が5日、ロサンゼルスで新たにレンジャーズなど3つの球団と面談しました。
ポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指している大谷選手と、獲得を希望している大リーグ球団との交渉期限は、今月22日までとなっています。
アメリカのメディアによりますと、大谷選手はオファーがあった20を超える球団の中から交渉相手として7球団を選び、4日には滞在先のロサンゼルスでジャイアンツ、ドジャース、エンジェルスの球団幹部らと面談しました。
大谷選手は5日も3球団と面談し、このうちレンジャーズは、ダニエルズゼネラルマネージャーやバニスター監督らが代理人のネズ・バレロ氏の会社を訪れ、交渉に臨みました。
レンジャーズのチーム編成の担当者はNHKの取材に対し「大谷選手と直接交渉する機会を得て興奮している」と話していました。
面談では、大谷選手を投手と野手の両方で起用する際の方法などについて説明したものと見られます。
また、マリナーズもディポトゼネラルマネージャーなど球団幹部が大谷選手と面談しました。
このほか、アメリカのメディアは、カブスも5日に大谷選手と面談したと伝えています。
大谷選手がこの2日間で面談したのは合わせて6球団となり、残るパドレスとの面談後、最終的な交渉相手を絞ると見られます。
-- NHK NEWS WEB