安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領を招いて日ロ首脳会談を行った山口県から東京に戻って総理大臣官邸に入り、プーチン大統領も昼前に山口宇部空港を出発しました。両首脳は午後改めて会談し、安倍総理大臣が提案した経済協力プランに基づいた合意内容を確認したあと、共同記者会見で2日間の会談の成果を発表することにしています。
安倍総理大臣は、16日午前、ロシアのプーチン大統領を招いて日ロ首脳会談を行った山口県から政府専用機で東京に戻り、午後0時15分ごろ総理大臣官邸に到着しました。
一方、プーチン大統領も昼前、山口宇部空港を出発しました。両首脳は、この後、総理大臣官邸で、企業関係者も交えて昼食を取りながら改めて会談することにしています。
この中では、安倍総理大臣が先に提案した8項目の経済協力プランに基づいて、双方の政府間や企業間での合意内容を確認することにしています。合意案件は、医療・保健分野での協力や、北極圏のLNG=液化天然ガス開発への融資など、70件余りとなり、民間を含めた日本側の経済協力は、総額で3000億円規模にのぼる見通しです。
安倍総理大臣とプーチン大統領は、首脳会談の後、合意文書の交換式に立ち会うほか、共同記者会見に臨み、2日間にわたった会談の成果を発表することにしています。
-- NHK NEWS WEB