インターネット上でユーザーどうしが質問や回答をやり取りし合うQ&Aサイト。使ったことがある方も多いかもしれません。便利な一方で回答が本当に正確なのか? と気になったこともあるのではないでしょうか。ネット上で偽情報が拡散する「フェイクニュース」も社会問題化しています。こうした中、ベンチャーの聖地、アメリカのシリコンバレーに本拠を置き、世界で2億人が利用するQ&Aサイトが日本でサービスを開始しました。高い成長力に期待が集まる企業を指す“ユニコーン”に挙げられる、このサイト運営会社。日本上陸の狙いについて、フェイスブック社の幹部も務めた33歳のアダム・ディアンジェロCEOを直撃しました。(ネットワーク報道部記者 伊賀亮人)
Q&Aサイトは、インターネットのユーザーが知りたいことについて、質問を公開して回答を募り、それに対して別のユーザーが回答を寄せるネット上のサービスです。
健康やエンターテインメント、恋愛など幅広い分野について、誰でも実名や匿名で質問や回答を寄せられるサイトもあれば、会員制のものや、分野を限定して法律や医療の専門家が回答するものもあります。
日本では、IT大手の「ヤフー」や、NTT傘下の検索サイト「goo」などがサービスを展開しています。「goo」は月間およそ7000万人が閲覧。ヤフーが提供するサイトは、およそ4200万件が会員登録されています。
-- NHK NEWS WEB