東京・立川市の住宅で、この家に住む60歳の女性と見られる遺体が見つかり、警視庁は30歳の息子が女性を殺害したとして、殺人の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、7日午後4時すぎ、立川市柴崎町の住宅で、「異臭がする」とこの住宅を訪ねてきた裁判所の職員から110番通報があり、警察官が駆けつけたところ、室内から女性の遺体が見つかったということです。
死亡したのは、この家に1人で住む大久保正美さん(60)と見られ、ふとんがかけられてその上から包丁が胸に刺さっていたということです。
警視庁が捜査を進めた結果、大久保さんの息子で、神奈川県平塚市に住む自動車関連会社の契約社員、大久保聡摩容疑者(30)が、ことし10月から先月までの間に女性の胸を包丁で刺して殺害したとして、8日、殺人の疑いで逮捕したということです。
調べに対し、容疑を認めたうえで、「いずれこうなると思っていました」などと供述しているということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。
-- NHK NEWS WEB