日ロ首脳会談に合わせて経済協力の一環として、大手商社の「双日」などが、ロシア極東にある「ハバロフスク空港」のターミナルビルの運営事業の参入に向け、現地企業と最終調整を進めていることがわかりました。
関係者によりますと、大手商社の「双日」と羽田空港のターミナルビルを運営する「日本空港ビルデング」、それに官民ファンドのJOIN=「海外交通・都市開発事業支援機構」は、ロシア極東のハバロフスク空港のターミナルビルの運営事業の参入に向け現地企業と最終調整を進めています。
これは、日ロ首脳会談に合わせた経済協力の一環で、ロシア極東の拠点空港として将来的に日本やアジアへの航空需要の増加が見込めるとして、ターミナルビルを新たに整備し、運営する事業に参入しようというものです。事業費は日本円で数十億円から100億円規模に上るということです。
日ロ双方は、空港の運営などを実際に手がける企業に共同出資する方向で協議を進めていて、16日午後に発表することにしています。
-- NHK NEWS WEB