先月、大阪・住之江区の路上で猫をエアガンで撃ったとして、38歳の会社員が動物愛護法違反の疑いで書類送検されました。犯行の様子が写った防犯カメラの映像を飼い主がSNSに投稿するとともに警察に提供し、特定につながったということです。
書類送検されたのは、大阪・堺市西区の38歳の会社員です。警察によりますと、先月24日、大阪・住之江区南加賀屋の路上で、乗用車の運転席からちくわを投げて猫をおびき寄せ、およそ2メートルの距離からエアガンで撃ったとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。
この事件では犯行の様子が写った防犯カメラの映像を飼い主がSNSに投稿するとともに警察に提供し、特定につながったということです。
警察によりますと、調べに対し「近くの公園の前の路上で餌をあげた時に手をひっかかれたので、仕返しとして10回くらいやった」などと供述しているということです。
被害に遭ったのは「ひでき」という名前の雄猫で、けがは無かったということですが、飼い主の女性はNHKの取材に対し、「かわいい『ひでき』がこんな目に遭って許せない。解決してよかった」と話していました。
-- NHK NEWS WEB