15日のニューヨーク株式市場は、法人税率の引き下げなどを含むアメリカの税制改革が実現に向けて前進したという見方から、ダウ平均株価は140ドル以上値上がりして、2営業日ぶりに最高値を更新しました。
15日のニューヨーク株式市場は、法人税率の大幅な引き下げを含むアメリカの税制改革の法案について、与党・共和党内の調整が進みそうだという期待感から幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
このため、ダウ平均株価は、前日より143ドル8セント高い2万4651ドル74セントで取り引きを終えて、2営業日ぶりに最高値を更新しました。
市場関係者は「税制改革法案の内容をめぐり、共和党内でも異論があったが、反対していた議員が賛成に回ったことで、可決に向けて前進したという受け止めが広がった。大幅な減税が企業の業績を押し上げるという見方から買い注文が膨らんだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB