「餃子の王将」を展開する会社の社長が、京都市の本社前で拳銃で撃たれて殺害された事件から19日で4年になり、警察の幹部が現場を訪れ、事件の解決を誓いました。
4年前の12月19日の早朝、京都市山科区にある「餃子の王将」を展開する会社の本社前で、社長だった大東隆行さん(72)が拳銃で撃たれて殺害されました。
警察は拳銃の扱いに慣れた人物による計画的な犯行と見て、これまでに捜査員延べ13万人余りを出して調べを進めていますが依然未解決のままです。
発生から4年となった19日朝、京都府警察本部の垣内伸吾刑事部長ら幹部3人が現場を訪れて黙とうをささげ、事件の解決を誓いました。
近くの山科駅前では警察官や社員、大東さんの遺族などおよそ50人が通勤や通学の途中の客などに情報提供を呼びかけていました。
大東さんの後任の渡辺直人社長は「あっという間に過ぎ去った4年間で、いまだに犯人が逮捕されていないのは大変遺憾です。いつか必ず事件が解決すると信じて捜査に全面的に協力します」と話していました。
-- NHK NEWS WEB