損害保険大手「東京海上日動火災」の代理店に外部からの不正なアクセスがあり、およそ5400件分の顧客の住所などの情報が流出していたことがわかりました。
東京海上日動によりますと、今月12日、広島県にある代理店の支社のメールアカウントに、海外からと見られる不正なアクセスがありました。
これをきっかけに会社が調べたところ、この代理店の合わせて2つの支社で、20日までに法人を含めた顧客およそ5400件分の情報が流出していたことがわかりました。
流出した情報は主に名前や住所でしたが、一部の顧客については銀行の口座番号や健康状態に関する情報も含まれていたということです。
これまでに、流出した情報が不正に使用された報告はないということです。
東京海上日動は「心配と迷惑をおかけして深くおわびします。再発防止を徹底したい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB