この年末年始に、成田空港を利用して海外で過ごす人たちは前の年と比べて10%増え、出国ラッシュは今月29日、帰国ラッシュは来月3日になる見通しです。
成田空港会社は年末年始の国際線の混雑予想を発表しました。
それによりますと、今月22日から来月3日までの13日間に成田空港を利用する人は110万人余りで、前の年の同じ時期と比べて10.5%増えると見込まれています。
出国ラッシュのピークは今月29日、入国ラッシュのピークは来月3日と予想され、それぞれ1日でおよそ5万人が出入国する見通しです。
方面別ではハワイやシンガポールが堅調なほか、台湾や韓国などの近距離路線に人気が集まっているということです。成田空港はことしの冬ダイヤでアメリカ便が減便したものの、韓国や中国などアジアで増便した結果、国際線の便数は1週間当たり3625便と過去最高となっています。
混雑予想について、成田空港会社は「ことしは連休が6日間と短いため、台湾や韓国など近場が好まれているとみられる。ただ、アジアの増便に支えられ利用者は大幅に増えるとみられる」と話しています。
-- NHK NEWS WEB